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4/17「写真と感情について」開室しました


<photograph by Akimi Sakuma / Develop by Nao Kirisima> ※研究室は立っていても座っていても自由。好きな場所でお寛ぎください。

こんにちは。室長の桐島ナオです。桐島写真表現研究室、スタートしました。

初の研究室、研究テーマは「写真と感情について」。

研究希望のみなさまに写真をプリントしていただき持ち寄り、自分の写真やその時の事についてディスカッションしました。

<photograph / Develop by Nao Kirisima> ※午後の日差しが心地よい影を生むアンティークな空間。

「感情」というテーマを一番最初の研究テーマに選んだ理由は「写真」だけではなく、人間の行動や表現の根本であると、思っているからです。

心が動く、ということ自体が「感情」であると考えています。

<photograph by Akimi Sakuma / Develop by Nao Kirisima> ※東京研究室は開催時間中に桐島の写真をあちこちに飾っています。

楽しい気分の時しか撮れない、そもそもカメラを持つと楽しい気分になる、マイナスなことは側に置いておいて目の前に事に集中する、などなど。

カメラというものを定点観測の自動シャッターではなく人間が意思を持って撮影するもの。

<photograph by Akimi Sakuma / Develop by Nao Kirisima> ※作品について真剣にお話中。

そして、心が動くというのはプラスだけではなくマイナスもあるはず。桐島は、そのマイナスを表現することが多いですが、マイナスもプラスも、「心が動いている」ことには変わりなく。

<photograph by Akimi Sakuma / Develop by Nao Kirisima> ※作品について真剣にお話中。

その日の気分や感情に左右される。だから、人間が作るものは面白いと思うのです。

今日は気分が乗らないから撮れない、というのは素晴らしいことだと思います。 同じものを撮っても全員違う写真が出来上がるように、世界はそれぞれ美しさを変えて個人に与えられている。

<photograph / Develop by Nao Kirisima> ※書斎には作家さまの作品も展示しています。

特別な場所に行かなくても、とっておきのカメラをその時持っていなくても、自分にとって大切なものを心に焼き付けて。いつだって引き出せるようにいたいな、と感じました。

生きている限り何度だってシャッターは切れる。

表現できるあなたが存在できるかぎり、感情も記憶も続いてゆく。

<photograph / Develop by Nao Kirisima> ※可愛いアシスタントの白衣姿を撮り損ねたのでまた次回に。

第一回桐島写真表現研究室「写真と感情について」。

それぞれにお楽しみいただけましたでしょうか。表現には色んな方法と手段があります。

次回は「写真の色彩表現について」。5月21日千葉研究室、桐島のアトリエでの開催です。

普段何気なく見ている「色」について、じっくりお話ししましょう。

研究希望の方は「色」について、研究希望の写真を2L版で数枚プリントしてお持ちください。

口頭でお申込みいただいている方以外でのお申込みはメニューの「お申込み」フォームからどうぞ。 みなさまの表現の糧になりますよう、研究室を次回も開室いたします。

たくさんのご参加、誠にありがとうございました。

室長 桐島ナオ


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