top of page

「四季について」開催致しました

  • 室長 桐島ナオ
  • 2017年11月21日
  • 読了時間: 2分

小雨降る寒い寒い秋の日。上野公園内カフェにて集合し、「四季について」のディスカッションがスタートしました。 まずは参加者一同持参した「四季」の写真。 四季とは「春、夏、秋、冬」ですがその季節にその季節らしいものを撮影すれば、季節感がある写真になりますね。 写真歴が長ければ長いほどにこれは有利です。でもそれだけでは表現ではありません。 なぜその写真を選んだか?の表現の理由がある方もいました。 春に見える写真、ではなくどうしてその写真が「春」なのかというお話しです。 春のイメージ、冬のイメージ、など。漠然としたものはそれぞれありますが、「春は暖かくて霞がかかって、希望がある感じ。冬は乾燥していて寂しい感じ」と言う方がいれば、「春は暗いイメージで重苦しい。冬は暖かいマフラーを巻いて幸せ」という方がいます。

桐島は巡る季節に生きている証として同じものを入れて選出しました。

世間一般のことを聞いているのではなく、あなたがどう思うか?感じるか?なので、人それぞれの写真のチョイスや目線が違ってとても面白かったですね。

また、その四季の写真を並べるとその季節に何をしていたか?が分かったり、四季で組み写真になったりすることも面白いです。 そして、雨が上がった頃合いを見て2時間の撮影に各々出かけます。 紅葉まっさかりの雨上がりに「春夏秋冬」を撮影する、というお題です。 各参加者の皆様は山茶花を春に見立てる為に「葉を入れない、色温度設定を駆使、構図重視!」などなど工夫と技術で季節を超越したり、枯葉が舞い散る桜並木を満開の花に変化させたりしておりました。 やはり難しいのが「春」。師走の気温とされたこの日の雰囲気で「春」がネックでした。

そんな中でも春にしか見えない写真を出した来た方々!さすがです。

桐島は季節をイメージしやすい「色」を封印して4枚をモノクロで出しました。

と言ってもノープランで参加し、みなさんとのディスカッションの中からのインスピレーションです。「自分が感じる春の印象は、自分にしか見えない」というものから撮影をしました。

左から春、夏、秋、冬のイメージ。

今回の撮影は結構というか、一番難しかったのではないかと思いました。 その場にないものを撮影する、という問題とそれっぽいものを撮れば完結するものでもなく。 それぞれの季節に込めた自分の気持ちとか、思い入れなんかも表現していくことが「四季を撮影すること」なのではないかと思いました。 ご参加いただきありがとうございました。 次回は12/17(日)今年の10枚です!


 
 
 

コメント


TOPIC
最新のお知らせ
Archive
Search By Tags
Follow Us
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page